北京、上海出張

7/5北京、上海出張 

GoogleChina元代表JohnLiu 氏のアレンジで、中国のインターネット主力企業のCEO達と面談。(写真はLiu氏自宅で開いていただいた歓迎の宴にて)

中国のネット広告市場はすでに日本の4倍に達しており、成長率も年20%と高い。昨年にはついにテレビ広告市場を抜き去ったという。市場は検索系広告が40%強、ディスプレイ広告が60%弱で構成されており、ともにモバイルの伸びが急である。BATと言われるネット三大企業(Baido, Alibaba, Tencent)がリードするが、Yoyi DigitalやZamplus,に代表されるDSP企業(ディスプレイ広告にターゲティング等の付加価値を加えて再販するプレイヤー)や、DMP企業(広告主企業のWebサイトへの来訪者のデータを一元管理して、その広告主の広告配信の際に活用し、より高い広告効果を得る事を助けるプレイヤー)の勃興も著しい。RTBと言われるディスプレイ広告のリアルタイムな取引の仕組みも普及し、全市場の10%を超えて伸びている。進んでいるか、遅れているかと聞かれれば、特にデスプレイ広告市場では、ある意味日本より進んでいると言えるだろう。